餃子以外でもおいしく食べられる!食欲を刺激するラー油の知識や食べ方いろいろ
当サイトでは餃子以外でもおいしく食べられる、食欲を刺激するラー油の知識や食べ方をご紹介しています。
様々な料理に活用することができ、香りとコクをプラスできる調味料の活用方法が分かります。
餃子のたれに入れる以外にも、色々n美味しいアレンジ料理があるのでおすすめです。
普通の食べ方に飽きたなら試したい意外な使い方にも触れているので、ぜひ参考にしてみてください。
きっと食卓のバリエーションが豊かになるはずです。
-
餃子以外でもおいしく食べられる!食欲を刺激するラー油の知識や食べ方いろいろ
- 日本の食卓でもお馴染みのラー油の気になる歴史
- 辛さがポイント!ラー油の基本的な材料とは?
- 自家製ラー油を作るときのポイント
- 家にラー油がない時の対処方法!ラー油の代用におすすめの調味料
- ご当地ごとの特産を使ったラー油が美味しい(2023/4/3)
- 日本とは違う?本場中国でのラー油の使用方法とは(2023/4/3)
- ついつい入れすぎてしまうラー油のカロリー(2023/4/3)
- ラー油を食べ過ぎるとどんな影響が考えられる?(2023/4/3)
- いつまでもおいしく食べられるラー油の保存方法(2023/4/3)
餃子以外でもおいしく食べられる!食欲を刺激するラー油の知識や食べ方いろいろ
食欲をそそるラー油の美味しい料理アイディアを知りたい、という人は多いのではないでしょうか。
ラー油は様々な料理に使用することができます。
例えばラーメンやそうめんツユ、味噌汁に入れるのもおすすめです。
ピリ辛味がプラスされて、食欲がアップするでしょう。
また冷奴や納豆に入れるのもおすすめです。
コクがプラスされ、普段とは異なる食べ方をしたいときにピッタリです。
そのほかには、和え物に入れたり唐揚げの香味ソースに使ったりすることもできます。
日本の食卓でもお馴染みのラー油の気になる歴史
日本の食卓にすっかりお馴染みになったラー油ですが、その歴史は意外と古くありません。
17世紀頃に作られており、中華料理の調味料としては比較的新しい部類になります。
これには、主原料が唐辛子であることに関係しています。
「唐」という中国の国名が付いていますが、もともと唐辛子の原産地は中南米です。
特にメキシコでの歴史は古く、紀元前6000年にまでさかのぼります。
そしてコロンブスの新大陸発見によって始まった大航海時代に、ヨーロッパを介して世界中に行き渡り、17世紀に中国に伝わりました。
そのためラー油の発祥は、どんなに早くても17世紀以降ということになるのです。
もちろん日本にも伝わりましたが、国産のラー油が初めて発売されたのは1966年でした。
ただし主に調理用として使われており、一般家庭には馴染みの薄い存在となっていました。
しかし近年では、いわゆる「食べるラー油」が大ブームとなり、全く新しい道を歩みつつあります。
辛さがポイント!ラー油の基本的な材料とは?
ラー油の基本的な材料はシンプルで、油と唐辛子の二つだけです。
この二つを基本に様々な香辛料を調合して作られる調味料で、油の中に唐辛子と香辛料の成分がうつされることで複雑な辛みが楽しめるようになっています。
ラー油のメイン食材である唐辛子は、種類だけでなく刻み方でも辛みの具合を調節することができます。
そのまま使うか輪切り、粉末やミックスにするかなどで辛みも味わいも大きく変化するのが特徴です。
丸ごと唐辛子を使った場合、刺激の強く辛味も鋭くなり、細かく刻むほど辛味はまろやかになっていきます。
油は主に、菜種油やサラダ油などの植物油を使用します。
加熱すると油は風味が弱まってしまうので、もともと癖の少ない植物油を使用し、風味を付けたい場合は最後にごま油などを足す方法が一般的です。
ほかに山椒や八角などの香辛料に加え、ネギやニンニクなどの香味野菜を組み合わせると加えることで、風味がよくなり味わいも複雑さを増します。
自家製ラー油を作るときのポイント
餃子やラーメンなど中華料理に入れることで、ピリッとした辛味をプラスすることができるラー油は、材料が揃っていれば自家製ラー油を簡単に作ることができます。
自家製ラー油を作る時のポイントは、ごま油を使用するのではなく、中国では定番となっている菜種油を使用することが重要です。
ごま油では香りが合わないとされ、菜種油もしくは普段調理に使用しているサラダ油でも代用することが可能です。
材料は油500mlに、長ネギ100gと生姜40g、鷹の爪10gに花椒を粒で3gを香味油として準備します。
後は唐辛子として一味唐辛子を100gと水30mlです。
作り方は長ネギと生姜をフライパンに入りやすい大きさで切り、鷹の爪を細かく手でちぎったら、フライパンに油を入れ材料を順番に入れていきましょう。
油が沸くまで火は全開にし、段々と沸いてきたら弱火に調節し、材料が焦げ付かないようにすることが大切です。
ボールに唐辛子の粉を入れておき、お水を入れて手で直接混ぜ合わせたら、油の様子を見て材料の水分が抜けてカリカリの状態になった時点で香辛料の食材を取り除き、出来上がった香味油を唐辛子の入ったボールに移せば完成です。
家にラー油がない時の対処方法!ラー油の代用におすすめの調味料
ラー油はご飯にかけて食べる人もいるほどで、通販でも人気商品の1つになっています。
しかし、買い置きがあると高を括っていると、うっかり切らしていることもありますよね。
そんな時は、ごま油+お好みのスパイスで代用することができます。
ごま油はそもそもラー油の原料であり、そこに唐辛子などの絡みを加えると似たような味を再現することが可能です。
家庭に常備しているものでいえば、七味や鷹の爪、一味などがあげられます。
そのほかにも、豆板醤やタバスコなどでも似たような味が作れます。
家庭でラー油の代用品を作る時の注意としては、あまり多く作りすぎないことです。
1回で使い切れる量に止めておくのが正解です。
カビが生えてしまったり、酸化してしまったりする恐れがあります。
このほかの調味料でも似た風味が作れることもあるので、オリジナルの自家製ラー油を作ってみるのも良いでしょう。
自分で作るなら、辛さを増やすなどして楽しむこともできます。
ご当地ごとの特産を使ったラー油が美味しい
中華料理に辛味のアクセントとして利用されることが多い調味料の1つが「ラー油」です。
元々中国由来の調味料でしたが、最近では日本人の好みに合わせた商品も多く登場しており、ご当地ごとの特産を使用した商品なども人気が高まっています。
例えば石垣島特産の「石垣島ラー油」は、石垣島の豊かな自然で育まれた野菜や香辛料を使用しまろやかな旨みが特徴の商品で、全国に熱狂的なファンがいることで有名です。
料理に使用すれば家庭でも本格的な辛さが楽しめるので、辛いものが好きな人へのお土産としても喜ばれます。
新潟のかぐら南蛮を使用した「みどりのラー油」は、鮮やかな緑色をしていることが最大の特徴で、少し遅れてくる辛味はそこまで強くなく子供や辛いものが苦手な方でも使いやすいです。
料理の色合いを際立たせてくれるので、普段の料理の美味しさを引き出して欲しい時などに役立ちます。
このように地域ごとの材料を使用しているラー油は全国にあり、旅行に行った時などにお土産に購入する方が増えています。
日本とは違う?本場中国でのラー油の使用方法とは
日本でもラー油を使うケースは多いですが、大抵の場合は餃子などを食べるときのタレの一部に使用することになるはずです。
餃子のタレ以外であればもやしなどに和えることでピリ辛の味わいにすることができますから、夏などに食べると食欲不振を回復できる効果も得られるかもしれません。
中国でもラー油は頻繁に使用されることになりますが、基本的にいろいろな中華料理で活用されている特徴があります。
炒め物をするときに隠し味で追加したり、ご飯にかけてそのまま食べたりすることもありますし、火鍋を作るときにも活用されることになるので、かなり広範囲で使用することが可能です。
火鍋は真っ赤な見た目で魅力的な食べ物になりますが、あの赤はラー油で作られているので鍋で効率的に温まることができます。
旨味もたっぷりと含まれているので、美味しく味わうことができますし、発汗作用もありますから中国では健康的な食材として人気が高いです。
ついつい入れすぎてしまうラー油のカロリー
中華料理に辛さを足したい時などに活躍してくれるのがラー油ですが、辛味が料理のアクセントなってくれるためついつい入れすぎてしまうという方は多いです。
ラー油はごま油や菜種油がベースとなる調味料であり、油が主な原材料であるため多くの方が気にしてしまうのがカロリーだといわれています。
では実際にラー油のカロリーはどれくらいあるのかというと、文部科学省「日本食品標準成分表」によると100gあたりに対して887kcalとなっており、他の油と比較するとごま油は890kcalで菜種油が887kcal、オリーブ油が894kcalとほぼ同等であることがわかります。
100gあたりで見るとかなり高いことがわかりますが、多くの場合料理にかけるラー油は100gも一度に摂取することはないので、かけすぎには注意して調節して使用することが重要です。
また含まれている主要な栄養素は脂質99.8gでタンパク質0.1g、炭水化物2.3gとほぼ脂質で占められています。
ラー油を食べ過ぎるとどんな影響が考えられる?
中華料理に欠かせない調味料として広く知られるラー油ですが、食べすぎると身体に様々な影響が考えられます。
ラー油は主成分が唐辛子や香辛料の成分が染み込んだ油でできていますので、当然ながらカロリーが高いのが特徴です。
大匙一杯で100カロリーを超えるため、調味料として知らず知らず大量に使うと、大量のカロリーを摂取することになります。
また、油の摂りすぎは動脈硬化や心筋梗塞につながる、血管系の病気のリスクを高める可能性もあります。
ラー油は刺激の強い調味料でもあるため、継続的に大量摂取すると、味覚がマヒして味覚障害を招くこともないとは言い切れません。
強い刺激に慣れた舌は、細かな風味や繊細な味わいを感じ取りにくくなります。
とはいえ、毎日大量に食べ続けない限り、ラー油は基本的に身体に悪い食べ物ではありません。
唐辛子には脂肪燃焼効果があるカプサイシンが含まれ、ゴマには抗酸化成分やビタミンEが含まれています。
適切な量を食べるぶんには、健康に影響を与えることは少ないでしょう。
いつまでもおいしく食べられるラー油の保存方法
ラー油は比較的長持ちしやすい食品ですが、腐らせたり味を落とさないためにも適切な保存方法を知ることが大切です。
一般的に市販のラー油は未開封のままだと、1年から3年は賞味期限の範囲に収まります。
メーカーの違いや保存料使用の有無などで差があります。
ラー油の最も適切な保存方法は、冷暗所で常温保存する方法ことです。
容器を開封すると空気に触れることで酸化が進み、味が落ちてしまいますので、開封後は1か月から2か月を目安に食べきることをおすすめします。
開封して短い期間のあいだに食べきれないとわかっている場合は、冷蔵庫で保存しましょう。
冷蔵庫に入れると油分が固まってしまいますが、酸化を防ぐ効果が高くなります。
使用する場合は早めに冷蔵庫から出して常温に戻しておくと、固まった液体が液状に戻って使いやすくなります。
食べるラー油の場合は具が入っているため、常温の場合は雑菌が繁殖してカビが生える可能性もあるので、冷蔵庫での保管がおすすめです。